浅間山荘（３．００）−−火山館（５．００）−−（７．００）避難用シェルター←←（片道・２０分）→→前掛山山頂
無線交信（９．００〜１０．３０）−−避難用シェルター（１１．００）−−（１２．００）火山館−−（１３．１５）浅間山荘−−入浴−−小諸ＩＣ−−上信越道−−（１８．００）大和

　

• 浅間山荘の横が登山口で、整備も良く道標も完全でした、一ノ鳥居迄は平坦な広い道が続きます、その先二ノ鳥居までは、川沿いコースと不動滝コースに別れますが、どちらを通ってもほぼ同じ様でした、火山館に近づくと素晴らしい風景に変わり、カモシカ平付近やトーミの草滑り付近は圧巻です、森林限界を過ぎると巻き道の登りになり、前掛山分岐（近くに避難シェルター）迄続きます、前掛山迄は火山灰の旧火口壁の稜線を進みますが 最後の２０ｍ程は痩せてすれ違いの出来ない状況です
  
  
• 山頂は狭く、傾斜して居て、登山道方向以外は火山灰の急斜面で落ち込んで居ります、浅間は風が名物だそうですがこの痩せ尾根は風の有る時は非常に危険で、その上、山頂の許容人員は最大１０名程と思います、また、その先三角点の有るピークまでは行けそうも有りませんでした
  
  
• 山頂の眺めは素晴らしく、富士、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽、北アルプス全貌、でも、志賀高原から上越方面は浅間とその噴煙で見えませんでした
  
  
• 登山口には小諸市の出張ボックス（不在？）が有って登山届けを受け付けて居り、火山館は建て替えをしたばかりで管理人も常駐して居りました、でも、此処は非常事態が起きた場合の避難対応施設で、普通の避難小屋の様に泊まる事が出来ません、また、前掛山分岐近くに避難用シェルターが２棟有り、黒斑山に常時監視カメラ、非常通報設備等も整備されて居ります
  
  
• 当日は好天も有って登山者は１００名程で、強風でも有りましたので危険を冒して前掛山へ行く人は居らず、風向きが丁度西風で噴煙が東に流れて居た為、殆どの方は歩行上危険の無い通行止めの先、本体のお釜の縁まで行って火口を覗いてから下山して居りました
  
  
• 無線は、強風も理由ですが、山頂が狭く５，６人で満杯になる様な状況で無線運用は不可能の状況でした、しかも痩せた火口壁でアンテナを設置出来るのはシェルターに近い最初の５０ｍ程で標高も３０ｍ程低くなり、浅間山本体と旧火口壁で電波が遮られる状況で、一応無線は始めて見ましたが、殆ど不可能の状況でした