西根温泉（３．３０）−−（４．００）焼走り登山口（４．３０）−−（７．００）樹林帯／砂礫帯−−（８．００）ツルハシ分かれ−−（１０．００）岩手山山頂−−無線交信（１０．３０〜１２．００）−−山頂（１２．３０）−−（１６．００）登山口−−（１６．３０）西根温泉 泊

• ９６年の時もそうでしたが、天候は晴れですが沿岸に強風波浪注意報が出て居りまして、今回も登頂が危ぶまれましたが、風速が１５Ｍ程で風向きが追い風でしたので頂上まで行く事が出来ました、その後３０分程して少しずつ風がおさまり下山時は５Ｍ程になりました
• ここは標高差１４５０Ｍ程有りますし、砂礫帯も長く時間が掛かります、皆さんに聞いてもやはり５時間程かかって居りました、また、馬返し方面からの方に聞きましたがやはり５時間程かかる様です
• 最初は焼け走りに添って樹林帯を登ります、そこを過ぎると砂礫帯になり斜度が１５°か２０°程の直進の道になりツルハシから先は低木帯、通行止めからの迂回路はハイマツ帯で最後は元の平笠からの砂礫道を火口壁迄登ります、嬉しいのは砂礫帯から上の至る所にコマクサの群落が出来て居り、当日熊の姿が見られた事も含めて、入山禁止の効果では、と思います、
• 当日登山者は２時間程の間に２００人の中学生の団体も含めて４００人程で、瞬間的には狭い山頂は立錐の余地も無い程の状況で、百名山完成の方も２組程居りました
• 山頂は岩陰など全く無い円山で、強風と雲のシブキで無線は諦めようかとも思いましたが、２度も引き返すのも・・と考え、先ずアンテナを組み立て、何とか縛り付ける事が出来ましたので、風上に背を向けて無線機を抱え込む様に庇いながら交信を開始しました、風の音で聞き取りにくく、こんな厳しい交信も初めてでした、当日は強風で誰も登って来ないだろうと勝手に思いこんで居りましたが、予想に反しあまりにも登山者が多く、遠慮して早めに終了しました